クラスTシャツはチームのメンバーが全員で着用することから、結束力や一体感が生まれる一種のユニフォームとして機能します。学校によっては制服があるところも存在しますが、制服とはまた違った形で一体感を醸成できるのがクラスTシャツの強みです。制服は学校全体をまとめるものですし、特定のクラスというよりは全校のアイデンティティに関わるものだといえます。クラスTシャツは学校全体ではなくクラスのためのもので、クラス同士が対抗する競技において生徒の結束力を高めたい場合などに役立ちます。
出店を運営する文化祭や学園祭で、他のクラスと売上を競いたい場合などにも、着用することでモチベーションアップを含めた効果に期待できます。クラスTシャツがなくても、精神的な繋がりが強いメンバーで構成されるクラスであれば、どのような格好でも結束力が生まれます。現実にはメンバーの誰もがお互いのことを知っていたり仲が良いわけではなく、協力し合うことになっても戸惑うのは当然です。クラスTシャツの意義は、お互いを詳しく知らない者同士でも、仲間という意識を持って同じ目的を目指す切っ掛けや原動力になることです。
着用によってチームの内部では仲間意識が芽生えますし、外から見れば一体感のあるチームに見えます。制服代わりに着用して活動するユニフォームになりますし、汚れても洗えて気にならないので、汗を掻くスポーツのイベントや課外活動にも活用することができます。